北海道を歩く ― 建築と風景をめぐる、旅の終わり ―

モエレ沼公園
モエレ沼公園

夕張での試合を終え、拠点としている札幌へ。

北海道最後の夜は、せっかくなので札幌の街を少し歩き、ライトアップされたテレビ塔へ。

ちょうどビアガーデンが開かれていて、夏の夜を楽しむたくさんの人で賑わっていました

そして翌朝。

お天気もいいし、夕張での試合まではまだ少し時間がある。

さて、どうしよう???

「せっかくだから、モエレ沼公園も見ておく?」

という事で、行先は気の向くままに決まるのが我が家のスタイル。

夫は以前訪れたことがあるものの、その日はあまりの暑さで心が折れたとのことで、
今回はちょっとしたリベンジも兼ねて。笑

モエレ沼公園は、廃棄物処理場として使われていた土地を公園として再生し、彫刻家イサム・ノグチのマスタープランをもとにつくられた場所。

広い空、芝生、山、水辺、そしてガラスのピラミッド。

公園全体がひとつの大きな作品のように感じます。

一見すると自然に見える風景も、実は地形を含めてデザインされている。

建築、地形、水、緑。

どれかひとつが主役というより、それぞれがつながりながら、ひとつの大きな風景をつくっていることが印象的でした。

モエレ沼公園をあとにして、再び夕張へ。

息子の試合を観戦した後、新千歳空港へ向かう途中でもう一ヶ所立ち寄ったのが、恵庭市にあるサッポロビール北海道工場。

ここで見たかったのは、建築家・伊東豊雄氏が設計したゲストハウス。

庭園の中に建物を置くというより、地面の中から建築が現れたような佇まいが印象的でした。

朝に見た、イサム・ノグチのモエレ沼公園。

夕方に見た、伊東豊雄氏の建築。

振り返ってみると、どちらも「建築と風景の関係が印象に残る場所でした。

そして、そのまま新千歳空港へ。

息子のサッカーの大会をきっかけに実現した、初めての北海道。

小樽、夕張、札幌、。

街を歩き、建物を見て、その土地の歴史を知る。

限られた時間の中での旅でしたが、予定していなかった場所に立ち寄ったり、前日に見た街と翌日に訪れた街の歴史がつながったり。

思いがけない場所や風景との出会いが、旅をより面白いものにしてくれました。